傲慢の心理

月兎ありすです。

リトルナイトメア3の考察をしたついでに、解けていなかったリトルナイトメア2のモノの考察もしたいと思います。

これもネタバレです。考察は人それぞれですが、本編内容を含みますのでご注意ください。

このゲーム世界は七つの大罪という題材が含まれている事は、結構たくさんの人が考察されていると思います。

リトルナイトメアは、ノーウェアにきた子供達の性質を反映した世界で旅をさせている。だから、自分以外の子供達と出会う可能性もある。

そして、モノは傲慢な世界に誘い込まれました。その世界ではシックスとも出会ったので、多分シックスにも同じ性質があったのでしょう。

傲慢な世界とは、電波塔の世界。

たくさんの人が目にする、電波でつながる世界。それに強く憧れていた。モノはその中でも特に、そんな世界で周りを助けたいという気持ちを持っていたと考えます。

つまり、みんなのヒーロー。弱い人を守るヒーロー。それは、悪い事ではなく、たくさんの子供が夢見る憧れの人物像です。

けれど、モノは顔を隠している。実際の彼とは、多分自分に自信がなく、それでノーウェアに迷い込んだとも考えられます。

彼はその悪夢の中、ヒーローになろうとする。シックスという仲間を得て、シックスのヒーローになるのです。

シックスは自分を助けようとしたモノに希望を見てついていき、モノはシックスを守る事で自分に自信を持つ事ができた。

この世界はモノが主人公だったので、きっとモノが鍵を握っていた。モノが自分を信じる事ができれば、もしかしたら違う道があったかもしれない。

ところが、彼は途中で悪夢の罠に引っかかり、シックスの盾になれずに怯えて隠れてしまう。

その時に、2人は自分自身の弱い心に負けてしまう。モノだけではなく、シックスも自分の傲慢さと疑心に負けてしまったのです。

負けてしまうと、そこから信じる心が壊れてしまう。シックスは実際に助けに行った時には、怪物に変わってしまっていました。

モノ自身は気持ちを切り替えて、シックスを救おうと立ち上がりましたが、すでに信頼が壊れてしまっていた。

そして、多分最後のシーンの裏切りが起こってしまったのでしょう。そして、2人はノーウェアに取り込まれてしまった。

傲慢の世界では、シンマンがボスです。そのボスを倒したモノがシンマンへと変わりました。

電波塔の目は、ずっと正体がわからなかったのですが、多分冷たい世間の目。たくさん見ていても誰も助ける事もなく、被害者を追い詰める事しかできない。

実際の通信機器などで見られる、人の悲劇も楽しみにして手を差し伸べる事もしない目。

そして、シックスはそのままモノを裏切ったという自分の闇を背負って、これまでできなかったテレビという移動手段を通りました。シックス自体元の世界に戻るという願望がなかったのだとわかります。

その理由は、元の世界に希望がなかったか、モノとの関係が壊れた時に人を信じる事をやめて、全ての希望を失ったか。

シックスが怪物化してオルゴールを聴いていたのは、あの時に戻りたいという願望だったのかもしれません。こんな事なら、あの時に戻ってもう一度選択したい。次は信じない。着いていかない。そういう状況を暗示していたのかもしれません。

そして、全てを喰らい尽くす暴食の世界へと導かれたのでしょう。

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